歯磨き粉にカビが生える状態とは
◎歯磨き粉は腐ったりカビが生えにくい
現在市販されている歯磨き粉は元々傷みやすい性質を持っています。なぜならば、一般的な歯磨き粉は練り歯磨き粉と呼ばれるチューブに入ったものがほとんどです。実はこの練り歯磨き粉は水分を多く含んでいる関係で腐りやすい性質を持っているのです。
ですが、最近の歯磨き粉は練り歯磨き粉の状態にも関わらず、腐りにくくなっています。なぜならば、多くの歯磨き粉には品質を長期間保つ為に防腐剤が入っているからです。
つまり市販の歯磨き粉は防腐剤が入っているおかげで、腐りにくく、カビも生えにくいのです。つまり歯磨き粉にカビが生えるというのは、本来めったに起こらない事だと考えて良いでしょう。
◎歯磨き粉にカビが生える理由
にも関わらず歯磨き粉にカビが生えるという事は、通常では考えにくいのです。つまり歯磨き粉にカビが生えているという事は通常でない環境で使用されていると考えられるでしょう。
一番多い可能性としては、お風呂に歯ブラシや歯磨き粉を置いている場合です。お風呂の環境は高温多湿の状態が多くなりますから、カビが発生しやすいというのは皆さんもご存知のとおりです。
カビの生えた歯磨き粉は使用しない
先ほどご紹介したように通常腐ったり、カビが生える事がない歯磨き粉にカビが生えるという事はかなり特種な状態だと言う事ができます。最悪の場合には歯磨き粉自体が傷んでいる可能性だってあるのです。
そういう事なので、カビの生えた歯磨き粉は使用しない方が良いでしょう。しかも歯磨き粉は毎日複数回使用するものなので、歯磨き粉による悪影響がある可能性もおのずと高くなります。
カビによる病気の影響は?
通常お風呂にはどうしてもカビが生えるのは防ぎようがありません。つまり、私達は普段から程度の差こそあれカビのある生活をしているという事になります。
ですが、私達はカビによって病気になる事はほとんどありません。なぜならば、健康な状態ではカビが体内に入ったとしても免疫の作用によってカビの悪影響が体に現れないからです。
ですが、仕事や私生活やストレスなどで疲れていて、体の免疫機能が下がっていたらどうでしょうか。もしこのような時にカビが体内に入ったりすると思わぬ病気になってしまうものです。
つまりカビの生えた歯磨き粉は使わないようにするのと同時に、体の免疫機能が下がらないように日頃の体調管理にお気を使う必要があるという事になります。